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河童工房('◇')の憤懣本舗

人は誰しも「鬼」になる・・・

裏千家 前宗家 千玄室氏の2回目(最終回)
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2013.2.10 03:10



【一服どうぞ】
追儺(豆まき)
「銀椀裏(り)に雪を盛り明月に鷺(ろ)を蔵(かく)す」
成田山では「寺に鬼がいるはずもない」

ということで全て「福は内」と豆をまく。
これは元々大晦日に行われた朝廷の年中行事が発祥で
これに文武天皇の御代中国でおこなわれていた「悪鬼払いの風習」
が加味され、江戸時代に一時中断したが鬼払い豆まき=追儺(ついな)として
現在に伝わっている。

悪鬼払いの風習が加味されるまで朝廷では舎人(とねり)扮する鬼(黄泉の国の使い)

桃で作った弓と葦の矢と桃の木でこしらえた杖でおいかけ退散させる儀式だった。
考えてみれば鬼が実際にいるわけもなく自分自身が鬼なのである

私たちは何時も嘘いつわりの世界に常在している。

自分を宥(なだ)め賺(すか)して生きるより一度、自身に豆をまいて気弱さや悪を除く

というのは如何だろうか・・・。

鬼と桃とは縁が深い。

日本神話の国産みからつづくイザナギとイザナミの離婚騒動!!も
イザナミの 黄泉醜女ヨモツシコメという鬼女をイザナギが桃の実を投げつけ退散させたし

桃太郎の鬼退治にしても鬼と桃が題材に使われている。
さらに,前 宗家は

銀椀 ぎんわん に雪を盛る。

という禅問答を引用している。

人間は集(しゅう)ずれば差別し争う。

もし気に入った者同士が集まったとしても何かの機会に分裂する。

信や情や絆がといってもそれが消失してしまうのが人間社会の掟。

銀色の椀は白い。その白い椀に同じく白い雪を盛る。
それが白い一つの物体へ変化するかというと,
依然として雪は椀にあるし白い椀は お椀として存在する。
しかし、雪も銀椀もない無の真実を知ることで「我=自分」が存在することを知れ。

故に今年は豆を周辺に播いて己を省みる機をつくるべきである

と主張している。

我も単独で存在しうるわけではない。共に在るから並立、共存でき

個や個々がないのか?と考えると依然として自分はそこに存在するし
友人などもそこに居る。


人づきあいが下手なひとはもっと人と交流すべし。
とはいうものの・・・難しいものだ。(T□T)

同様に北朝鮮の核実験だがあの国は必死に生き残りをかけ
あがいている。
核は持った者勝ちであるのか?核をもち
核の抑止があって
初めてアメリカなど 超大国が交渉のテーブルに着いてくれる。
でも北朝鮮に核を持たせたのはアメリカの怠慢だ。
そのこと、核が交渉カードになることをかの国は実証している。

ならば・・・どうすれば日本がよりよくなるのか?」
考えてみるべきである。

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by kaorukusano_1 | 2013-02-13 21:59 | 本来の意味
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しわかみの 真心秀眞と成るときに 花咲く御代の春や来ぬらん 皇=しわかみとともに 國民の心が本当の【誠】となれば 美しい光で満たされた花咲く春が 必ず来るのです。 (ほつま つたゑ)

by kaorukusano_1
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