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河童工房('◇')の憤懣本舗

夏越の大祓(なごし の おおはらへ)

2010年6月30日(水曜日)
夏越(なごし)の大祓、例年6月の晦日=30日に行われる神道の行事。
夏が始まり体調が崩れやすい時期でもある。、
民のみならず天皇陛下も賢所で皇祖皇宗に
「国平らけく民安かれ」
といつものように
敬虔な祈りを捧げておられる事だろう。
天皇陛下だけではない。
民衆も、健康であるようにと茅輪(ちのわ)潜り
などが行われ神に祈る。
厄を祓い神の功徳に預かろうとした日本人ならではの
祭事で12月31日の大祓と共に二つの大祓の1つである。
初めて近所の産土神社に行ってきたのだが、
茅輪どころか何もやっていないし鎮守の森もない。
どうしようか迷ったがお参りすることにした。
二礼二拍手一礼し柏手を打つが・・・。
柏手の音が反響しない。
そして、そよ風さえ吹かない。
神主さんが居る殆どの神社ではこういう事がなかった。
そう言う神社を参拝して柏手を打つと必ず
暑い日、寒い日問わず柔らかに暖かな或いは涼しい
そよ風が吹くものだが。
都会、町の真ん中にある神社であるので
氏子も居なくなり管理だけ行っている様子。
神主さんもいないようだ。
これでは生きているとわれる神霊も居なくなるはずである。

お参りする神社は産土神社でも何処でもよい。
ただ、清浄な神域で鎮守の森のある神が居ると感じられる神社がよい。
近所の産土神社に16時頃お参りしたのだが
生憎神様がどこかに出かけていてご不在のようだった。
どうも他所に出かけていることが多いようだ。まず、鎮守の森がないので

近所の喧噪があり神域とそうで無いところの区別がなく騒々しい。
これでは神様も不在がちになり居るのは留守居の眷属神ばかりだろう。
神の在、不在はどうしたら判るのか。
神社だけではない。お寺でも、教会でも同じだが禁止されていないならば
柏手を打つと神様が居るか否か判るものである。
何故かと言えば経験則でしかないが
例えば有名な神社、仏閣で柏手を打ってみれば理解できると思う。
不思議なことだが柏手の音が
「パァーァン」
と澄んだ渇いた音で神域全体に響くようなら神様がその場所におられる。
そしてどういうわけか必ずそよ風が吹いてくる。
雨が降っていても同じである。
逆に
「ペチャン、ペタン」
と言う音だと神は出張中で居ないことが多い。
神道はとにかく清浄を好み、死やその他の穢れを嫌う。

湿気が無く程よいところでは
音も響きやすくなるものだ。
尤も、人間のアンテナの方を鋭敏にしていないと
これは判りづらいと思う。
カミ=香身とは自分自身であり、それをウツセミ=現身という。
現身は「我=の化身」である。
香我美の「ガ=我」をなくせば香身=カミになれる。
だから神社がご神体として安置するのは
香我美=鏡=カガミと破邪としての剣(ツルギ)なのである。
今回はとりとめのない話をしてみた。


by kaorukusano_1 | 2010-07-09 13:50 | 制度
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しわかみの 真心秀眞と成るときに 花咲く御代の春や来ぬらん 皇=しわかみとともに 國民の心が本当の【誠】となれば 美しい光で満たされた花咲く春が 必ず来るのです。 (ほつま つたゑ)

by kaorukusano_1
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